5年くらい前に買ったパソコン用の椅子を使っているのですが ついうっかりとタバコの火種を落としてしまいました。 するとどうでしょう。表面のプラスチック(?)部分があっという間に 溶け出し、慌てて火を消した頃にはなんとも無残にスポンジ部分が丸見えに… そしてこれが困った事に。 ズボンを履いている分には問題ないのですが、パンツ一丁という 夏の寝巻きスタイルでこの椅子に座ると、溶けてトゲトゲになった部分が 太ももの裏に刺さり、未知の痛覚を連続で味わう事に… しばらく我慢していたのですが、先日、ついに座れば座るほど苦痛を虐げられる 拷問ライクな椅子を捨て、新しい椅子を買いました。 昔、講師の人に 「椅子だけはいいのを買っておけ、でないと「なる」ぞ?」 と、アドバイスを受けていたモノの、良い椅子というのは得てして高価いので 諦めていたというか無理というか、とにかく手が出ませんでした。 しかしそんなことを言っていても、座れないとお絵かきは愚か、仕事も出来ないので ここはグッと我慢して良い椅子とやらを買ってみました。 何が良いのかまだよくわかりませんが、背もたれがついているのできっと良いに 違いないという発想と独断と偏見とめんどくささから選んだその椅子が。 …今、箱に入って俺の隣にいます。 子供2〜3人楽に入れるんじゃねぇか!?これー!??と叫ぶ程、でかい箱が 今日届いていたので少々面食らいましたが、嬉々として部屋に持ち運び 早速組み立てようとしたところ…ありえない数の部品が収納されており また、組立て方の載っている説明書を読んでみても 「それぞれの滑車は全部、圧力入れになります。(手ではめ込みます)」 「カチリ音が聞こえたらはめ込んでください」 「中央の穴。レッグフレームに置いてください。」 等となにやらとってもExciteな翻訳が書いてある説明書が一枚。 買った後に気づくのもアレですが外国産の椅子だった模様です。 「中央の穴をどこに置くのか…っていうか穴ってなんだ…!」 「カチリ音…うん、なんとなく言いたい意味は判る」 と、説明書とにらめっこしていたら頭が豆腐になりそうなので、組み立てるのは また後日にしよう…と、勝負を放り出した負け犬でございます。
ちなみに今はまだ燃えかけの椅子に座ってます。 明日には組立て終りたいなぁ…
BY 安威拓郎
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